知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理

query_builder 2026/09/02
リフォーム
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理
知立市K様邸|外壁をめくったら木が腐っていた。漏水と通気不足によるベランダ下地の修理

今回の知立市K様邸。

最初にご連絡をいただいたのは、お施主さんからではありません。いつも現場で一緒になる協力業者の塗装屋さんからでした。

サイディングを塗装しようとしていたところ、どうも壁の様子がおかしい。

押してみると、ぶかぶかする。

触った塗装屋さんから、

「これ、かなり嫌な予感します」

と。

現場を知ってる職人の「嫌な予感」って、だいたい嫌なほうに当たるんですよね。

今回も……当たりました。かなり。


  知立市K様邸のベランダ外壁内部で腐食した木下地

塗装屋さんから電話。「壁が、なんか嫌な感じです」

外壁塗装というと、表面をきれいにして塗り直す仕事をイメージすると思います。

もちろん基本はそうです。

ただ、職人が実際に壁を触っていると、見た目だけでは分からない違和感に気づくことがあります。

今回がまさにそれ。

サイディングを触ると、妙に柔らかい。

しっかりしているはずの壁が、ぶかぶかする。

こうなると、

「塗装して終わり」

とはいきません。

表面だけ塗ってきれいになったとしても、その中で木が傷んでいたら何も解決してないですからね。

そこでONEHOUSEに連絡が入り、実際に外壁をめくって内部を確認することになりました。


  漏水と湿気により傷んだ外壁内部の柱と下地材

めくってみたら、“嫌な予感”どころじゃなかった

外壁をめくってみると。

まあ……

とんでもないことになってました。

写真を見てもらうと分かりますが、木部はかなり腐食しています。

部分的に表面が傷んでいる、というレベルではありません。

柱や下地まわりまで長い期間水分の影響を受けていた状態。

木がボソボソになっている部分もあり、そのまま使い続けるには危険なところまで傷んでいました。

外から見ていたときは「外壁が少しぶかぶかする」。

でも、一枚めくるとこれです。

住宅って怖いんですよね。

見えている症状と、中で起きていることの大きさが一致しない。

ここがある。


  サイディング内部で腐食が進んでいた木下地の様子

木は急にこうなりません。水と湿気をずっと抱えてます

今回の原因として考えられるのは、漏水と湿気、それに通気不足です。

木は、一回ちょっと濡れただけで写真のような状態にはなりません。

雨水や湿気が入り、乾きにくい状態が続く。

また濡れる。

乾ききらない。

また湿る。

それを長い時間繰り返して、少しずつ木が傷んでいきます。

だから大事なのは、

「どこが腐っているか」

だけを見ることじゃない。

なぜそこが腐ったのか。

こっちです。

木だけ新品に交換しても、水が入る原因や湿気が抜けない状態が残っていれば、また同じことが起きます。

新品の木を入れて安心。

……とはならないんです。

木も、そこまで万能じゃないので。


  知立市K様邸で広範囲に腐食していたベランダ外壁下地

「腐ったところだけ替えればOK」ではないんです

今回、大工工事としてまずやったのは、傷んだ木部を確認しながら撤去していくこと。

写真のように、腐食して強度を期待できない部分を取り除き、新しく下地を組み直していきます。

ここで大事なのが、

見えている腐った部分だけ切って終わらないこと。

木材はつながっています。

下地も構造も、「この一本だけ」で成り立っているわけじゃありません。

新しい木をどこで受けるのか。

既存の健全な部分とどうつなぐのか。

外壁を戻したときに、きちんと面が出るか。

防水紙や胴縁、その先の仕上げまで納まるか。

このへんを全部考えながら直していきます。

ただ木を一本付ければいいなら早いんです。

そうじゃないから、大工仕事なんですよね。


  腐食部分を撤去して新しく組み直したベランダ木下地

本当は家全体を見たほうがいい。でも予算も現実です

今回、確認した状態から考えると、同じような納まりになっている部分については、家全体でも同様のリスクがあることをお伝えしました。

ここは隠しても仕方ありません。

「今回ここだけ直せば絶対大丈夫ですよ」

とは言えない。

ただし。

住宅修理には当然、予算があります。

全部を一度に直したくても、現実的に難しいこともある。

そこで今回は、状態と危険性を確認したうえで、特にベランダ部分は危険性が高いと判断し、優先して対応することになりました。

これも現場では大事な判断です。

理想だけ言えば「全部やりましょう」になります。

でも住まい手には生活があるし、予算もある。

だから、

どこが危ないのか。

どこから先に手を入れるべきか。

どこは今後経過を見ていくのか。

優先順位をつける。

全部直すか、何もしないか。

住宅修理って、そんな二択じゃないんです。


  傷んだ外壁下地を撤去し新しい木材で補修している様子

塗装屋さんは防水、大工は下地。ここ、餅は餅屋です

今回は塗装屋さんからご依頼いただいた現場なので、役割分担も明確でした。

防水については、塗装屋さんがしっかり確認して対応。

ONEHOUSEは大工工事として、腐食した部分を撤去し、次の防水・外壁工事がきちんとできる下地まで整える。

写真では、新しい木下地を組んで、防水紙を施工し、胴縁まで進めているところが分かると思います。

こういう現場、実は一業種だけでは完結しないことが多いんです。

塗装屋さんが異変を見つける。

大工が木部を開けて直す。

防水を確認する。

そのうえで外壁を戻して仕上げる。

それぞれが自分の仕事だけ見ていたら、うまくいきません。

逆に、

「これは自分の仕事じゃないから知らない」

でも困る。

異変に気づいた人が次の職人につなぐ。

今回の修理は、まさにそんな現場でした。


  木下地補修後に防水紙と胴縁を施工したベランダ外壁

見えなくなる木をどう直すかで、その先が変わる

修理が終われば、今回新しく入れた木下地はほとんど見えなくなります。

防水紙を張る。

外壁を戻す。

塗装する。

完成したら、誰も木を見ることはありません。

でも。

家を支えているのは、その見えなくなった部分です。

腐った木をどこまで撤去したか。

新しい下地をどこで受けたか。

壁の面をどう調整したか。

防水紙をどう納めるか。

空気や湿気がどう抜けるのか。

完成後に写真映えするところではありません。

むしろ、全部隠れます。

でもこういう修理ほど、隠れる前がいちばん大事。

表面だけきれいに戻すのは簡単なんです。

中までちゃんと戻す。

こっちに時間がかかります。


「塗装屋さんに頼んだのに大工仕事が出てきた」も、お任せください

今回のように、

外壁塗装を始めたら木が腐っていた。

外壁をめくったら下地が傷んでいた。

ベランダを触ったら想像以上に悪かった。

こういうこと、実際にあります。

そのとき、

「これ大工さん呼ばないと無理だな」

となる。

そんな案件もONEHOUSEで対応しています。

塗装屋さん、防水屋さん、外壁屋さんなど、協力業者さんからの大工工事のご相談も大丈夫です。

そしてお施主さんに一つだけ覚えておいてほしいのは、

外壁がぶかぶかする、妙に柔らかい、浮いている。

これは「塗装が古くなっただけ」とは限らないということ。

中の木まで傷んでいる可能性があります。

今回も、外から見えていたのは小さな違和感でした。

開けてみたら、話はまったく別。

住宅は、見えるところより見えないところのほうが多いです。

だから大工は、表面を戻す前に、その奥を見る。

構造を見て、木の状態を見て、水の入り方を見て、湿気の逃げ方まで考える。

……まあ、きれいに隠れる場所ほど気になっちゃうんですよね。大工なんで。


----------------------------------------------------------------------

ONE HOUSE

住所:愛知県額田郡幸田町菱池元寺 11番地

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG