「BBQができる小屋をつくりたい。
それと、肉を焼く窯も欲しい!」
そんな一言から始まった今回の工事。
小屋は分かるんです。
大工ですから。
でも、窯。
……窯かあ。
最初は正直、
「これはうちの仕事の範囲なのか?」と思いました。
ただ、紹介してくれた方から、
「あんたなら今までにも面白いこといろいろやってきたから、そういうのできる職人おらんかな?」
と言われまして。
そう言われると、こっちもその気になる!
各業者さんに相談してみると、土木屋さんが、
「おおっ、面白そうだなー!やってみるか!」
と手を挙げてくれました。
「俺の知り合いに佃煮の窯つくっとる奴がおるから、何とかなるさ!」
……頼もしいね。
こうして、ONEHOUSEとしても新しいチャレンジ。
BBQ小屋と肉焼き窯づくりが始まりました。
まずは「どこに、どう置くか」から
いきなり木を組むわけじゃありません。
最初にやるのは、配置決め。
小屋をどこまで出すのか。
窯をどこに置くのか。
既存の家や庭木との距離はどうするのか。
現場に線を出して、実際の大きさを確認していきます。
図面ではちょうどよく見えても、現場に原寸で出してみると、
「こっちはもう少し空けたいな」
「ここ、人が通るぞ」
みたいなことが出てくる。
これ、けっこう大事なんです。
地面にピンクの線。ここから全部始まります
写真を見ると、庭にピンク色のラインが伸びています。
これが今回の小屋や窯をつくっていくための基準。
まだこの段階では、完成形なんて全然見えません。
地面に線があるだけ。
でも大工からすると、この線を見ながら、
柱が立つ位置。
人が動く場所。
窯との距離。
屋根がどこまで掛かるか。
もう頭の中ではだんだん形が立ち上がってきます。
……まあ、周りから見たらただのピンクの線なんですけど。
そして掘る。大工なのに、まだ木が一本も出てこない
位置が決まったら、今度は掘削。
重機を入れて、基礎になる部分を掘っていきます。
BBQ小屋とはいえ、地面の上にポンと置けばいいわけじゃない。
まして今回は窯もつくる。
重さもあるし、火も使う。
だからこそ、最初の地面づくりが大事になります。
完成してしまえば見えなくなる場所ですが、こういうところを適当にすると後で困るんです。
建物って、結局見えないところでかなり決まるんですよね。
ということで、
さあ、ここから本格的に窯づくりと小屋づくりへ。
まだこの時点では誰も、どんなBBQ空間になるのか完成形を見ていません。
たぶん土木屋さんだけは、
「何とかなるさ!」
と思ってたんでしょうけど。
ONE HOUSE
住所:愛知県額田郡幸田町菱池元寺 11番地
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