「風邪をひいて思ったこと。味覚がないのが、こんなにつらいなんて。」――五感を失って気づく、“暮らしのあたたかさ”の意味。
現場でも、五感ってすごく大事なんです。
木の香りで湿気を感じたり、鉋(かんな)の音で刃の状態を判断したり。
手で触って木の乾き具合を確かめる。
それって、数字やデータじゃ測れない「人の感覚」です。
今の時代、機械が多くを代わりにやってくれるけど、
最後に“良し悪し”を決めるのは、やっぱり人の感覚。
だから、家づくりでも“感じること”を大事にしたい。
木の香り、足裏の温度、風の通り。
家って、五感が喜ぶ場所であってほしい。
味覚を失って見えた“当たり前の幸せ”
味がしないと、「おいしい」って言葉が言えなくなる。
でもその代わりに、家族が作ってくれる料理の“ありがたさ”が見えてくる。
湯気の立ち方、箸を置く音、笑い声。
それらが全部“暮らしの味”なんだと気づいた。
人の手が加わったものには、
温度とリズムがある。
それは、職人の手仕事にも通じる。
効率だけじゃない“手の跡”があるから、
心に残る家になる。
家は、五感を取り戻す場所
自然素材の家に入ると、まず香りが違う。
木の呼吸、土壁の匂い、陽の光のやわらかさ。
無垢の床を素足で歩くと、冷たさも心地よく感じる。
これは「人として感じる力」があるから。
僕は、家を建てるというのは、
**「人の五感を取り戻す行為」**だと思っています。
便利さも大事だけど、
“感じる家”こそが、暮らしの豊かさを生む。
まとめ
風邪をひいて、味がしなくなって。
初めてわかった。
匂いも味も、手触りも、
全部が“生きている証”なんだと。
そして、家も同じ。
住む人が五感で感じられる場所をつくることが、
僕たち職人の仕事だと思う。
味覚が戻ったとき、最初に食べる味噌汁は、
きっと今までで一番おいしいはず。
それを“感じられる幸せ”を、家の中でも味わってほしい。
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ONE HOUSE
住所:愛知県額田郡幸田町菱池元寺 11番地
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